開発マンにとって大切なことは”遊ぶこと”と”コミュニケーション力”

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商品開発をするために、続けるために大切なこと。

もちろんスキルであったり、コミュニケーション能力であったり。

大切なことは沢山あります。

ただ、新商品開発を続けるために大切なことはたった一つ。

楽しむということ。

結局のところ、楽しむことが出来なければ新商品開発という強烈なプレッシャーに押しつぶされるからです。

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楽しむこと≒好奇心を持つこと

新商品開発の基本は字の如く、新しいものを生み出すということ。

開発マンとして続けるということは、常に新しいものを生み出し続けること。

それが出来なくなった段階で開発マンとしての人生は終わります。

単なるルーチンワークや事務作業、それこそマニュアル作業と正反対に存在するのが新商品開発というものであって、何も生み出せなければ、仕事という成果を生み出すことは出来ません。

それこそ、新製品発売後に発売する営業に転向するなり、その商品を安定供給するために品質保証部門に入るなり、それこそ安定した製造を行うために製造部門に回るであるとか。

新しいものを生み出せなくなれば、それを保つ仕事に回るしかありません。

そんな大変な新商品開発という仕事を続ける以上、必須となるのが”楽しむ”ということ。

新しいものおを産み続けるには引き出しが必要

新商品を生み出すには、圧倒的に引き出しが必要です。

例えば自動車用品を開発するには、それこそ別の業界で使われて居る何かを連れてくる。

別の世界のものと、自分の世界のものを組み合わせる。

簡単にいうと違う場所で使う提案であったり、違うものを組み合わせて新たな使い方として生み出すということ。

そのために絶対的に必要なのは知識の広さであったり、引き出しの多さと言えます。

そのためには、常に好奇心をもち、関係のない業界のことや世間で注目されて居るもの。

また、特定の業界でだけ盛り上がっているものも含めて”知っておく”ということが重要です。

私の場合、趣味は広くというか結構興味があったりハマっているものから応用することが多いです。

商品開発マンの趣味一例

・電気工事

・自動車競技、サーキット

・ボルダリング

・トレッキング

・キャンプ、アウトドア

・世界遺産

・文学、文化、美術、芸術

・釣り

・Web関係

・アプリケーション

・PC、プログラミング(arduino)

・新興国、発展途上国(カンボジア、ベトナム、ラオス)

・東南アジア(中国、韓国)

・経済、マーケティング、財務関係

・為替

・法律(会社法、道路交通法、道路交通車両法、知的財産関連)

・お酒(ウィスキー、日本酒、歴史、地理的要因等)

・タバコ(水パイプ、手巻きタバコ、パイプ、キセル)

・ガジェット

・電子機器

・医療関係

・気象学

・読書

興味関心の高い世界は、これくらいでしょうか。

メインとなる学業や仕事を続けながら、気になると放っては置けなくて、

気づけばとことん首を突っ込んだり、その世界に入って行ったり。

自分でも文字に起こすとバラバラだと思いますが、全く知らない業界だからこそ、

新しい発見があったり、バラバラでありながら思わぬ共通点を見つけては喜んだり、

それこそ本当に飽きないというか、超絶面白いです。

仕事でかかる負荷を分散したり、気晴らしのために、大量の情報をインプットすることで気を紛らわしたり、それこそ旅に出たり。

一つでも多くの経験や、遊びをすることで、新商品開発に必ず繋がってきます。

開発マンである前に、一人の使い手として、その世界を熟知しておかなければ、本当の意味で使い手にとって、”良いもの”を生み出すことは出来ません。

また、自発的に楽しむことで、引き出しは増え続けます。

これが嫌なことだったらどうでしょうか。

そこに、”楽しむ”ということがなければどうでしょうか。

開発マンにとっては仕事と遊びの境目や就業時間のプライベートの境目が極めて曖昧な存在です。

業務時間外にこそ、仕事が順調に進むか否かを左右する要因が多い。

だからこそ楽しめないと、休む時間がなく、ただただ追い込まれ、

新しいものを生み出さないといけないとか、納期が迫ってくるとか

中途半端な商品を出してしまい売り上げを落としてしまうとか

それこそ商品に不具合があって事故になるとか、誰かの命を失うとか。

開発マンの行い次第では本当に大きなリスクが常に背中合せです。

こんな状況で平常心を保てるわけがありません。

よく、発明家は気が狂っているとか、それこそ個人的に好きな岡本太郎先生は

”芸術は爆発だ”と言いましたが、その言葉の通りになると思います。

そうなってしまえば開発マンは終わりを迎えます。

開発マンにとってはコミュニケーション力が必要

新しいものを生み出すには、それこそ本当に多くの調整が必要です。

・日本の会社との調整

・製造工場(外国)との調整

・日本の物流部門の調整

・品質保証部門との調整

・営業部門との調整

・パッケージ部門との調整

・検品現場などと調整

・仕入先との調整(仕様、コスト)

控えめに考えても、最低これらの部門との調整が求められます。

そして、一つ一つの部門との調整も緊迫しているというか、

コスト交渉も一歩間違えば相手は製造することを放棄します。

納期の調整も、何も考えずに詰めてしまうと不具合を誘発したり価格が上がったり。

営業部門との調整がうまくいかないと効率的に売り上げをあげることは出来ない。

それこそ、商品を売るべきポイントをしっかりと伝えられないと売ってもらうことが出来ない。

プロモーションの調整も然り。

一応、仕事は各部門ごとに分担はされています。

しかし新商品を生み出すためには、開発部門が中心となって、積極的に動いていかないと、なかなかうまくいきません。

相手の部門にとってよくない情報も、しっかりと言葉を選んで伝えなければなりません。

これを誤れば、他の部門も含めて問題が大きくなったり、

それこそ炎上することも実際にはあります。

となると、火消しの能力も求められたり。

開発マンというと下町ロケットのように、黙々と商品開発に打ち込んでいる。

これも正解ではありませんが、それだけでは、やはり新商品開発を続けることは出来ない。

人と関わることが多いからこそ、コミュニケーション能力も重要です。

まとめ

・開発マンは常に新しいものを生み出すことが求められる

・面白くないものを出せば、お客さんの期待を簡単に裏切る

・常に生み出し続けるには、多くの引き出しが必要

・常に新たな知識を吸収し続けるコツは”楽しむ”ということ

・人との関わりが仕事の進み具合を左右する、コミュニケーションこそ大切

新商品開発に大切なことは、これらのことです。

この辺りが、開発という仕事が大変と言われる理由とは思いますが、

一度ハマれば、本当に楽しくて仕方ありません。

こんなものあったらいいな

ここがこうだったらいいな

あれとあれ組み合わせたら、、、面白いよね

本当に自分の思いつきや想像したものが、実態というカタチになり

誰かの手元に届き、一喜一憂してもらえる

時には感動的な言葉頂いたり。

やりがいという意味では、本当に大きなものがあります。

海外でも多く関わる都合、直接メールで購入希望連絡がくることもあります。

ちょうど、先週もパキスタンの大手企業から直接、ある商品を1000個欲しいと、

メールを頂きました。

国は遠くても、日本でよく聞く有名な企業。

そんなと頃の人から直接連絡が来たり。

開発部門であって営業ではありませんが、日々起こる色々なことが楽しくてしかなたい。

捉え方によっては本当に辛く大変な仕事に見えるかもしれませんが、

興味のある方はぜひ、なってみても良いのではないでしょうか。

あと何年続けられるか先のことは分かりませんが、新しいものを生み出し続けることが出来る限り、私は続けていくと思います。

新しいものを生み出せなくなったら、その時は東南アジアで別のビジネスでもしようと思います。

いつでもお誘いお待ちしてますおりますのでお気軽にコメントください。(笑)

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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