仕事に追われベトナム、韓国、中国を行ったり来たり。
気づけば車検切れまであと3日。そして二日後には、車で空港に向かい韓国へ飛び立つ。
つまり、今日明日中に車検を遠せなければ出張にすらいけない!
と言うか、帰りは無車検で走ることに。
さすがにそれは出来ないのですがサブカーはスーツケースすら乗らない趣味ぐるま。
急遽、コバックのスーパークイックを受けに行きました。
ググると、何と1時間で車検が通せると!言うことで、車検切れ3日前に急いで車検を通しに行った話を今日はご紹介します
目次
そもそも車検とは?
国によって異なりますが、日本では乗用車は2年に一度。
貨物は毎年、車の整備点検を行い、最低限走行に問題がないことを確認して、初めて公道(いわゆる道路)を走ることが認められます。
車の種類はナンバープレートでわかる
我々の多くが乗っている乗用車はいわゆる5ナンバー、3ナンバー、8ナンバー(キャンピングカーなど)
そして、貨物車は4ナンバー、1ナンバーなどです。
宅急便とかでよく使われている軽貨物などが4ナンバー。
ランクルを乗車変更したり、トラックなどが1ナンバー。
よく、税金対策というか大排気量の車の維持費を安くする目的で5リッターくらいの車を1ナンバーにして自動車税を安くしたりすることもあるのですが、今回は車検の話なので詳しくは次回改めて。
開発マンが今回車検に通すのは3ナンバーの車なので、事前に点検だけさっと行います。
車検を通すポイント
タイヤ
タイヤは
・ひび割れがないこと
・溝があること
・タイヤの外径が大きく異ならないこと
基本的に、この3点さえクリアしていれば問題ありません。
ひび割れに関しては意外と、小さな場合は通ったりします。
溝に関しては、自動車用タイヤには”スリップサイン”と呼ばれる、使える限界がわかる突起が付いています。
一応、法的には2mm以上となっていて、スリップサインの高さが大体2ミリくらいなので、ここが出ていなければ大丈夫です。
あと、気をつけたいのがタイヤの外径。
安全的には問題ないのですが、ここを気にする理由がスピードメーターです。
運転席から何キロが確認できるスピードメーターですが、その仕組みは意外とアナログです。
タイヤの外径と何回転したかの計算値を表示しているだけです。
ということは、タイヤの外径が小さくなると
・実際の速度より早い速度が表示される
タイヤの外径が大きくなると
・実際の速度より遅い速度が表示される
このような感じです。
スピードメーターは時速100kmでも外径が10%上がっていると時速110km担っていたり。
このようなことが起こらないように、一応車検ではスピードメーターと実際の速度との差異も確認するので、ヤフオクなどで安くタイヤを仕入れる人などは一応気をつけましょう。
基本的には、ほとんど気にしなくてOKです。
灯火類
気をつけたいのが灯火類。
一番多いのは弾切れ。単純に電球が点かない状態。
確認項目は
・ヘッドライト
・フォグランプ
・ウインカー
・ポジション球
大体この辺り。そして、最近多いのがポジション球。
LEDが普及して白いポジション球にする人も多いですが、よく見かけるのが青っぽいポジション球の人。
あれ、整備不良というかNGです。
まぁ、これに関してはホームセンターなどに行けば200円くらいで購入できるのでサクッと変えておきましょう。
スペアタイヤ、パンク修理剤
これは積んでいるかどうか。
これがないと、車検には通りません。
中古で購入した場合は、一応確認しておきましょう
ブーツ、ゴム類の避け
・ドライブシャフトブーツ
・タイロッドエンドブーツ
・ステアリングラックブーツ
この辺りを含むゴム系のパーツに割けなどがないか確認しておきましょう。
大体7万キロ〜10万キロあたりから割れ始めることもあります。
ここは車体を持ち上げて見ればすぐにわかるので、一応見ておきましょう
冷却水、油類の漏れ
ここが、意外と落とし穴だったり。
ラジエター本体、ラジエターホース。
エンジン本体、オイルパン
ミッション本体、ケース合わせ目
どこかから漏れてると車検は一発NGです。
ということで、基本的にこの辺りさえ問題なければ通ります。
と、前置きが長くなりましたがスーパークイックの話を。
1.車を預ける
入店して車を預けて、コーヒーを頂きながらぼーっとします。
すると10分くらいで整備士の方が説明に来られました
「少し、延長するかもしれません」
なるほど。一応、今回はスーパークイックという最短かつ最安コース。
何かの点検や整備が入ると、別のコースとなるので、あらかじめその可能性を知らせに来てくれたのだと思われます。
さすがコバック!しっかりしてるな〜〜と関心しながら仕事に戻ります。
(仕事といっても、iPadでメールチェックや現場への指示など簡単なものです。開発マンらしいなぁー。笑)
2.車に呼ばれる
「ラジエターがパンクしているかもしれない」
と告げられ確認すると、ラジエターのアッパー部からにじみの跡が。
交換時にこぼしたのか、、、とも思いましたが目の前で、ハンドポンプで圧力を掛けられ少し滲んでいる様子が確認できます。
これは先ほど述べた冷却水の漏れに該当。
つまり、車検を通せないということ。
そして今日は不幸にも土曜日。
つまり、部品を手配しても手に入るのが月曜日。
ただ、月曜日にはこの車で空港へ向かう。
というこは、、、、
とはいえ、点検で滲みを発見した以上通せないのは確実。
ということで、一旦車を引き取り帰宅。
本来はラジエターをサクッと交換するのが望ましい。
というのは最近は良い時代でラジエターのリビルド品(ほぼ新品、部品などを新品に変えたもの)がなんと1万円前後で購入できる。
ただ、今日は土曜日。
今日か明日には車検を通さなければならない!!
ということで、予備のストックを探すと、、、、
なんと、良いのがあるではないですか、、
そう、困った時の、、、
冷却水漏れ、ヘッドガスケット抜けの定番
「リスロン ヘッドガスケットフィックス」
旧車好きオーナーにとっては有名なあれです。
サブカーは旧車に乗ることが多い開発マンですが、ヘッドガスケットが抜け掛けたりすることもしばしば。
なんか動かない、調子の悪い旧車を購入し、自分で治すことが楽しかったり、、、笑
そんな時にヘッドガスケット抜けすら治ったりする個人的には信頼しているリスロンのヘッドガスケットフィックス。
もちろん、ラジエターの漏れにも効きます。
ということで、サクッと冷却水を交換し、リスロンヘッドガスケットフィックスを半量入れてアイドリングを20〜30分。
すっかり漏れは止まりました。
ということで、翌日曜日、再びコバックへ。
そして無事に合格!!
ということで、無事韓国へ旅立ちました。
ある程度車を触れる人であれば部品をサクッと変えれば良いのですが、時間がないときなどは、オススメですよ。
リスロンヘッドガスケットフィックス。
結構、名前が似た者や類似品が多いですが、しっかり止まるのはこれだけです。
ガラクタ同然の車をたくさん直した結果、一番効くのがこれ!
ラジエターだけなら、本体を変えれば良いのですが予防になりますし、あとはヘッドガスケットなど見えない部分や工賃が高い(10万円〜)の部分にも効くのがお気に入りです。
ということで、少し話がそれましたが車検切れ直前の日曜日に車検を通した話でしたー。
コバックさん、またお願いします!