焚き火の取れない臭いを取る方法!焚き火の臭いの正体とファブリーズ

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焚き火の取れない臭いを取る方法!焚き火の臭いの正体とファブリーズ。

人も少なく、暑くもなく虫もいない、ただただ幸せな冬キャンプ。

暖をとるために焚き火は必須であり、そこで料理をしたり、ただ眺めて見たり。

そんな冬キャンに最高な焚き火ですが困るのが臭い。

車の近くでやれば車内は焚き火の匂いが充満します。

また、寒い冬だからこそダウンジャケットを着ているのですが、高いダウンであるほど羽毛が煙たい焚き火の匂いを吸着し、もう普段は着れないくらい、焚き火の臭いがします。

敢えて香りと書かないのは、大多数の方は不快に感じる臭いだからです。

今日はそんな取れない焚き火の臭いの正体を開発マンらしく分析して見たいと思います。

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そもそも焚き火の臭いの正体とは

そもそも焚き火の臭いと言っても大きく分けるの次の二つとなります。

・ガス類

・木の成分が蒸発、燃焼されたもの

これらのうちガス類に関してはメタンや水素などが存在します。

ただ、これらの臭いは基本的には日光に当たったり時間の経過とともに消えることが多いので、真剣に向き合う必要はなし。

一方で、木の成分というのが、いわゆる焚き火の臭いの主な要因であって、これらは単なる気体ではなく有機物のため、臭いが残り続けるという訳です。

よく売られているような炭を使った場合、基本的に木の成分というのは既に抜けており、臭いも殆どありません。

しかし、肉を焼く際には生木(薪)を加えたほうが抜群に美味しい。

焼くと同時に煙で燻すことで燻製のような薫香がまとわりつき、そして肉が美味くなる。

だからこそ、臭いはあるとわかっていても現地調達した薪(小枝や流木)などを混ぜて燃やしてしまう。

嗚呼、食べたい。

と、少し話は逸れましたが、焚き火の臭いの正体は木の成分であり、それらが燃焼の過程で煙(主に白い煙)となって漂い、それらが服や車にまとわりつきます。

そして、それらは気体ではなく個体だからこそ臭いがなかなか取れないということです。

個体と言っても、空気に漂うくらいサイズは小さいので目には見えないことが多いです。

焚き火の臭い取りにファブリーズは効くか

臭いというと一番に想像するのはファブリーズでしょうか。

一応、商品としては臭い消しとして販売されており、表現には除菌・抗菌など匂いを消してくれそうなことを連想される表現もあります。

臭いの分解に関して少しでも知っている人であれば疑問視するはずですが、そこはやはり大手企業というか抜群のプロモーションで

臭い消し=ファブリーズ

と考えテイル方も多いことと思います。

しかし、開発マンに言わすと、あれは臭い消しではありません。

簡単に説明すると

”臭いの原因を包み込んで隠す”と言ったものになります。

匂いを分解するわけでも消すわけでもありません。

糖質の一種で臭いの成分を包み込み、場合によっては良い匂いを同時に振りまくことで、あたかも匂いが消えたかのように錯覚させるものです。

ファブリーズの良いところ

ファブリーズにも利点はあります。

単に臭いと言っても原因はたくさんあります。

それら全ての匂いを分解するとなると人間に有毒であったり、それこそそんな魔法のようなものありません。

ファブリーズは匂いを消すのではなく、包んで隠すからこそある意味万能であり、広く売れているのではないでしょうか。

ファブリーズがを焚き火に使ってはいけない理由

ただ、糖質で匂いを包み込んで隠しているだけ。

ということは、時間の経過とともに中の臭い成分と糖質が混ざって、さらに酷い臭いになることも。

だからこそ、開発マン的には焚き火の臭い取りとしてファブリーズを使うことは絶対にオススメしません。使ったことある人は既にお気づきかと思いますけど、臭いと匂いが混ざった匂いは強烈です。

焚き火の匂いは有機物。光触媒消臭剤を使おう

焚き火の臭いの成分がわかっていれば、そこにピンポイントで効く消臭剤が有効です。

それも臭いの成分を分解して消してくれるもの。

一見魔法のような感じですが、実際に存在しています。

いわゆるTio2と呼ばれる二酸化チタンです。

これらは紫外線と当たることで分子の手を伸ばして捕まえる。

そして、相手をバラバラに分解して臭いを消してしまうような優れもの。

最近では外壁に塗装されたり、自動車表面に定着させれば排出する排気ガスよりも環境を浄化する作用の方が膨らむとか、色々な可能性を秘めているものです。

これらを車やダウンに塗布することで、抜群の効果を示します。

車についた匂いもこれさえあれば、焚き火に行ったこともわからないくらい、本当に取れます。

それもそのはず、臭い成分を隠したりごまかすのではなく、その元から分解するから臭いはなくなって当然です。

仕事柄臭い消しといったニーズはあり色々と検証した結果、扱いやすく比較的安価な消臭抗菌材も完成したいるので、タイミングを見て提案しようと思います。

今入手できるものでいうとAmazonでも売ってるこれがおすすめ。

量販店に行けばエアゾール(缶スプレータイプ)も売ってはいるのですが価格が高かったり車内に保管が出来ない。

何より見かけ以上に中身が少ないので、あまりおすすめは出来ません。

また、火の元の近くで使うことを考えるとやっぱりエアゾールタイプは危険です。

それに対してこちらのスプレータイプは安全で安価。

夏場の車内保管とかは出来ませんが、価格も安く気にせず使えるのでおすすめです。

光触媒と言っても実際は色々な組み合わせがあって、可視光に強く反応するもの。

少しの光で行けるもの。

車内でも使えるもの(車の窓ガラスは紫外線がカットされてる)

色々な種類がありまして、このAmazonで売られている東芝のものが万能ではありませんが、今売られているものの中では、こちらが良いでしょうか。

開発マン的にはこれでも万能とは言えないので試作中の光触媒スプレーはやっぱり出さなければ!と思います。

臭いに困ってる人たちが使って、解決したら誰かの役に立てるはず。

ちなみにうさぎの眼球に液体を落として人体への影響を確認する、なんとも痛ましい試験があるのですが、こちらも無事にクリア。

(うさぎは可愛いですし、好きです。動物虐待ではなく、安全性を確認するための苦渋の試験なのでご理解ください・・・うさぎさん、ごめん!)

赤ちゃんがいる家庭でも安心して使ってもらえるものです。

こんな光触媒の作用は有機物に対して極めて有効であって、焚き火の匂いにも相性抜群です。

それに、光触媒スプレーの場合は触媒(いわゆるTio2)がそこに存在している限り半永久的に効果は持続します。

実際には風などで移動していくので永久ではありませんが、塗布してから数日から1週間くらいは全然効果が残るので、焚き火のにおいも数日で必ず取れます。

焚き火の取れない匂いの取り方、まとめ

・焚き火匂いは木の成分

・ファブリーズは更に臭くなる

・ダウンジャケットも車も光触媒で臭いは取れる

・光触媒は匂いの元から分解

・光触媒と言っても製品によって効果はまちまち

ということで、今日は取れない焚き火の匂いの取り方と匂いの正体でした。

ファブリーズは確かに優れものですし、即効性を踏まえれば良い消臭剤です。

しかし、焚き火とは相性が悪いのでくれぐれも使わないことをオススメします。

まだまだ寒い日が続きますが、冬キャン、楽しんでいきましょう!

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