iPhoneやアンドロイド、スマホ、ゴープロ、デジカメ。
出張や旅行時に意外と困るのが充電切れです。
また、海外へ行く場合、基本的に航空会社の規定でモバイルバッテリーは一つしか持ち込めません。
そんな中、モバイルバッテリー選びというのが旅の安全を左右すると言っても過言ではありません。
今まで何個もモバイルバッテリーを買ってきた中で、これこそ海外に最適!
と言ったモバイルバッテリーを紹介します。
目次
ライトニングケーブル付きモバイルバッテリー!
早速、革新に迫るところからですが最終的にたどり着いたのがライトニングケーブル付きです。
厳密にいうとmaicroUSBとlightening端子とUSBが二口ついたバッテリーです。
何が便利って、やっぱりケーブルを持ち歩かなくて良いことにつきます。
少しでも荷物を減らしたいというのもありますが、意外と困るのが充電できないという状況
モバイルバッテリーで充電できないトラブル
スーツケースにケーブルが入ってた
これも結構あります。手荷物にモバイルバッテリーは入れているものの、ケーブルや充電器はスーツケースの中。
充電したいのに線がなくて出来ない・・・。
どれだけ大容量のバッテリーでも線がなければ、ただの文鎮です。
ホテルにケーブルを忘れてきた
これもよくあります。
モバイルバッテリーは手荷物というかリュックやカバンに入れているのですが、ケーブルはホテルの充電器にささりっぱなし。
いつのまにかライトニングケーブルを2本、3本と買い足して対策はしていますが、スーツケースに2本とかスーツに1本とか・・・。
これも同じく、結局のところ充電はできません。
ケーブルを挿したままカバンに入れている間に導通してた・・・
これは、正直、カナリ危険な状態です。
本来、大手メーカーのモバイルバッテリーであれば、こんなことは起きないというか起きてはいけないのです。
ただ、体験した例としてはスマホが繋がっていないのに、何故か放電していた。
そして、バッテリー本体の充電量が無くなっていました。
これがどれだけ危険かというと、電池の中に蓄えられているエネルギーがどこかで熱に変わって消費されているということ。
去年あたりサムスンのスマホが燃え上がって飛行機が飛ばなくなるというトラブルもありましたが、あの小さな筐体の中に、ものすごいエネルギーが詰まっています。
だからこそ、これが知らない間に勝手に導通しているというのは危険極まりない!!
元々の設計としては、使用時のみUSB端子に接続し、使わないときはケーブルを抜く。
そんな使用を前提として設計されているからこそ、イレギュラーな使用方法をとった場合、正直何が起こるか分かりません。
安物ケーブルが導通しなくなった
これもよくあるトラブルです。
中国で買うと巻き取り式のケース付きが10元くらいだったり。
カンボジアで買うと5USDくらいだったり。
ベトナムで買うと50,000VNDだったり。
日本で買うと結構高いライトニングケーブルですが、現地だと安いのでついつい買い足してしまいます。
そして、当然当たり外れがあるので突然使えなくなったり。
そんなこんなでモバイルバッテリーはあるのに充電できない!
地図アプリが使えない!
タクシーが呼べない!!!
と言った、ピンチに遭遇したりします。
しかし、このモバイルバッテリーに出会ってからは安心して旅を続けることができています。
ケーブル付きモバイルバッテリーがオススメな理由
線を忘れることがない
これはもう、そのまんまです。
慣れない旅路、うっかり充電ケーブルを忘れることとも、もうおさらば。
モバイルバッテリー本体であれば、結構大きいので忘れることもありません。
線の抜き差しがない設計のため、安全
ケーブルの抜き差しに関しては、USBという規格がそもそも耐久性が高いというか、しっかりしているので、さほど問題にはなりません。
ただ、先ほどの述べたように基本設計としては、接続されていない状態が前提のため、うっかり接続したまま放置すると危険なことが起きたりします。
そういう意味では、こちらはもともとケーブルを外すことができないので安心です。
荷物が一つ、二つ減る
これが、すごくありがたかったり。
山を登ったりする際も、極力荷物は減らしたり、1gでも軽くと、とことん追求しますが慣れない旅先。
やはり、荷物は少ないに越したことはありません。
たかがケーブル、されどケーブル。
これが無くなるだけでも随分楽になります。
意外と差が出るバッテリー重量
これも持ち歩くと気になります。
中身によって微妙に重さが変わったりしますが、その違いは中の仕様によって変わります。
意外と全然違う、モバイルバッテリーの中身
一見、スペック上は同じなモバイルバッテリー。
5000mAhとか10,000mAhとか20,000mAhとか。
一見、外観は同じですが中に入っているのは
・リチウム電池
・リチウムイオン電池
・リチウムポリマー電池
微妙に入っているものの種類が違います。
あとは、
・安全回路
・過充電防止回路
これらの回路が入っているか否か。
仕事柄色々なモバイルバッテリーを分解してきましたが、安いものは、
・複数個の電池を直列で繋いでるだけと言った驚きの仕様の物もありました。
あとは、充電してるとパック電池が膨らんできて熱を帯びたり。
もうね、これは危険な前兆。
このまま充電すると、最悪の場合スマホ本体が破損したり、
モバイルバッテリー本体が発熱して火傷したり、火事になったり。
基本的に外部からの衝撃には弱いのが充電電池。
だからこそ筐体(バッテリーを囲っているプラスチックや金属の部分)は
耐衝撃性であるとか、丈夫な作りが望ましいです。
ただ、これはあくまで高級機の話。
最近はAmazonなどで安価なモバイルバッテリーが入ってきます。
実際、筆者がいつも使っているモバイルバッテリーも3,000円以下に関わらず10,000mAh
正直、十分ことん足りるんです。
ただ、どうしても避けられないのが電池トラブル。
そのリスクを最大限減らすには気をつけるポイントがあります。
電池による発熱発火事故を防ぐ方法
これはズバリ、薄型のモバイルバッテリーを選ぶということ!
一見、分厚いモバイルバッテリーの方が丈夫そうなイメージがありますが、
丈夫な筐体に覆われている場合、中の電池に変化があっても外観からは全く気付きません。
その状態で、スマホに電気を流したり、逆に本体を充電したりすると、それこそトラブルの元です。
だからこそ、薄型モバイルバッテリーを選びましょう。
これをすると、蓄電池が膨らむとか異常発熱していると、すぐにわかります。
それこそ本体が変形するとか、持っている手に熱が伝わってくるとか。
そうして、少しでも早く異常に気づくことで、発熱発火の事故を未然に防ぐことができます。
充電ケーブルは短いものを使うこと
これは、基本的に手に持って充電することになるからです。
というのも、ケーブルが長いとモバイルバッテリー本体をカバンの中に入れたまま充電したり出来ます。
これは便利といえば便利なのですが、だからこそバッテリー本体に異常を来たしていても気づくのが遅れます。
先ほども言いましたが、蓄電池というのはあの小さなサイズに大きなエネルギーが詰まっているので、それこそトラブルが起これば大きな怪我や事故の元です。
だからこそ、充電する際は手元に置いておき、確認が出来る短いケーブルのものが安全です。
安全性、利便性、そして安い!を兼ね備えたモバイルバッテリーはこれ!
前置きが少し長くなりましたが、今のところ筆者が満足しているモバイルバッテリーはアマゾンで買った安物バッテリーです。
まず、軽い。
そして、ライトニングケーブルとマイクロUSBとUSB二口が付いている。
薄型。
全ての要件を見事、満たしています。
そして、驚くのが成形(金属で作った金型にプラスチックを溶かして流し込む作り方)が綺麗に出来ているということ。
バリ(端部に出来る鋭い部分)がなければ、ヒケ(樹脂が冷める時の温度差で凹んだり)もない。
そして、表面はラバーコーティングされていて手触りも良い。
一見、ケーブルの電線は細そうにも見えますが、5V2Aしか流さないことを考えると、全然事足りてます。
たった10Wしか流れないのですが、この電線を見る限り、少なく見ても2〜3倍は問題なく流せるでしょう。
あとは本体の組み立てはネジなどの金属は使ってないですし、筐体の接着というか外れないようにしているのも接着剤ではなく溶着(熱で溶かしてプラスチック同士をくっつける方法)でしっかりと付いています。
ここまでして、こんな金額で売れるなんて、どういうカラクリなのか、、
筆者の会社で作れば少なくとも2〜3倍の売価になります。
中国の子会社を使ったとしても、やはり同じくらいの店頭売価になります。
そして、小さな気遣いというか
・電源スイッチ
・残量インジゲーター
これらもしっかり付いてます。
なぜ、こんな安価でここまでの仕様が実現するのか・・・。
本体の成形が綺麗なのは、相当ノウハウのある金型屋さんが作っており、
成形条件も抜群に良い条件で設定し、製造しているのだと思います。
ノーブランドの製品ですが、ここまでしっかりと作れるのであれば”買い”だと思います。
ノーブランドでもこれだけしっかりと作り込めるのであれば、信頼性は高い。
一消費者として考えれば、良いものを安価で買えるのは幸せなことですが、
一商品開発マンとして考えると、本当に恐ろしい。
どういうカラクリでこんなに安く売れるのか・・・
そして、こんな良いものが安価で流通している今の時代に、
どうやって我々日系メーカーの高い製品をお客様に選んでいただくか。
悩ましい事も沢山ありますが、このモバイルバッテリーはオススメです。
気になる方は手元に届いたら、細かいところ見て見てください。
本当によく出来てます!!
いつまで今の価格で売ってくれるのかは分かりませんが、気になった方はチェックして見たください。
”モバイルバッテリー 10000mAh ケーブル内蔵 大容量 MFi認証 ライトニング/microUSBコネクタ付 2USBポート スマホ 充電器 コンパクトで持ち運び便利 iphone/ipad/Android対応 (ブラック)”
という名前で今のとこ売られています。
以上