海外出張・旅行へよく行かせて頂く筆者ですがメインのスマホはiPhoneSEを愛用し続けています。その前はiPhone5S
メインはiPhoneSEでサブがZenFone MaxとiPad mini4となっています。
今までのiPhoneの歴史の中でSEよりも大きなサイズのスマホも出ていますが海外出張、旅行によくいく筆者にとってはiPhoneSEが最善の選択となっています。
ちょうど、iPhoneSE2も噂されていたので、なぜ今だにSEを続けているのかご紹介します。
目次
手に収まるジャストサイズ
これこそ、使い続けている理由の最大です。
東南アジアを始め、割とローカルにいくことも多い筆者。
街灯もないような路地裏やローカルマーケット、外国人もいないようなとこを彷徨うこともよくあります。
海外に出ると自分の身は自分で守ろうというか、最低限、強盗に狙われないようなポイントがいくつかあります
質素な見た目、カバンは持つな
これって、すごく大事だったりします。東南アジアを彷徨う中でいつも思うのが「日本人はすぐにわかる」ということがあります。
何度も何度も同じ体験をする中で、なぜなのかと考えると
・日本人はカバンを持っている
・日本人はiPhoneを持っている
・日本人はブランド物を持っている
・日本人は、キョロキョロしている
これら条件が当てはまっていることが割と多いです。
また、これらの条件は同様に強盗に会いやすい危険な条件でもあったりします。
なぜかというと、例えばベトナムカンボジアの給与例が挙げられます
ベトナム、カンボジアの給与は100USD~150USD
これがどういうことかというと、みなさんが何気なく持っているiPhone8,Xなどの価格は大体1000USDほどだということ。
日本の給与水準で考えると約10ヵ月分。
極端な言い方をすれば200マン円ほどの片手に収まるサイズのものを持ち歩いてるのと同義になります。
世界一安全とも言える日本において、一般の方はひったくりなど考えたこともないと思います。
しかし、ながら次のように考えてみてください
もし、無防備な外国人が200マン円の札束を手に持って歩いていたら。
もし、無防備な外国人が机の上に200万円の札束を置いたまま手洗いに立ったら
普通の人でも給料日前とか、少しお金に困っているときに、上のような状況に出会ったらどうでしょうか
普通は何も思いませんが、少しくらい、悪い心が芽生えることもあるのではないでしょうか。
現地で過ごしていると外務省から日本人が巻き込まれた事件をよく聞きます。
先日もひったくりにあった女性が抵抗した結果、大怪我をさせられるという事件がありました。
もちろん、中には亡くなる方もいらっしゃいます。
絶対的に強盗が悪いことには変わりません。
ただ、金銭的なものをチラつかせながら無防備に出歩き、盗まれそうになった瞬間に、猛烈に抵抗する。
この行動も配慮がないというか、危な過ぎる行動ではないでしょうか。
郷に入れば郷に従えの意味とは
これはよく言われることで、色々な意味を含んでいる言葉だと思います。
その中の一つとして、最低限リスクを減らす努力も必要だと思います。
現地の人たちのスマホというか電話は小型の液晶モニタ付きの通話機能専用品のようなものをよく持っています。
現地の価格で2〜3000円ほどの電話です。
日本人が狙われるのと同じように、現地人も強盗から狙われるリスクがあります。
だからこそ、安いスマホや電話と使っています。
iPhoneSEを使い続ける理由の一つ目は盗難防止
また、単純な値段だけでなく、画面サイズが大きいスマホ≒価格が高いスマホ
こういった考え方を持っている方達が多いです。
あとは手に収まりきるスマホと、手から大きくはみ出ているスマートフォン。
どちらが取りやすいかといえば、間違いなく後者です。
そんなこんなの理由で、筆者は今でもiPhoneSEを使い続けています。
それからiPhoneSEを使い続ける理由の二つ目は、ズバリ、電池が持つということ。
画面サイズが大きいスマートフォンなどは消費電力も大きくなります。
製品設計を行う中でも部品ごとの消費電力をよく考えながらバッテリーなど二次電池の選定を行います。
バッテリーの選定によって使用可能時間も変わってきますが、それでも消費電力が小さいほうが有利なのは変わりありません。
モバイルバッテリーがあれば電池問題は関係ない!?
バッテリー問題に関してはモバイルバッテリーがあれば問題ないと考えらえれ方が多いと思いますが、これは正解でもありますが不正解でもあります。
というのが、海外を転々とする中で必ず乗るであろうものが飛行機や公共交通機関。
日本では何気なく乗っていますが東南アジアの国々に置いてはモバイルバッテリーを運ぶのは結構わずらわしかったりします。
機内持ち込みは一つまで、預入荷物に入れることは不可
飛行機に乗る際に手荷物検査と、スーツケースなどの預入荷物があります。
モバイルバッテリーは必ず手荷物に入れるよう各航空会社の規定で決まっています。
万が一、スーツケースに入っていた場合はのちに呼び出されてスーツケースを開けたり、最悪飛行機の出発時刻を遅延させることにもなります。
手荷物に入れておけば1つまでは許されていますが、モバイルバッテリーがしっかりとした認証を通っているかなどの諸条件があります。
あとは、最近多い中国製のリチウムイオンバッテリーは衝撃に弱く、最悪の場合、発火することもあります。
韓国有名どころ一角であるサムスンのスマホも飛行機で燃え上がり事件になってたのは皆さんの記憶にも新しいことかと思います。
あとは、最近の比較的新しい飛行機であるA350などはUSB充電口が付いていますが、モバイルバッテリーの充電は不可となっています。
実は恐ろしいモバイルバッテリー
なんでこうまで厳しいかというと、それだけ危険なものだからだと思います。
これに関していうと電池の中の構造を考えると荷物の中に埋もれて外的な衝撃が加わることや、飛行機による気圧の変化とか温度変化、そういった諸々の要因を考えると納得せざるを得ません。
普段何気なく使用しているモバイルバッテリーですが、あの小さな中にとても大きなエネルギーが詰まっているということ。
質量保存の法則というか、そこの存在しているエネルギーは充電に使えば問題ないですが、一度向かう方向が変わるととんでもなく危険なものとなります
そんなこんなで、基本的に筆者はモバイルバッテリーは持ち歩いていません。
となると、バッテリーがどれだけもつかという事もスマホを選ぶ重要なポイントとなりまして、そんなこんなで今だにiPhoneSEを使い続けています。
iPhoneSEとiPadmini4の組み合わせが優秀な件
その代わりといってはなんですが、安全なところではiPadmini4を使用しています。
4GモデルというかSIMカードを入れらるバージョンを使っていますので、基本的に国が変わる度に現地のSIMカードを購入して使用しているため、通信も非常に安定しています。
特に、現地のホテルやレストランは一応wifiが付いてはいるのですが、とてつもなく遅い!
特に中国は政府の検閲などもあるので基本的にはGoogle youtube facebookなどにはアクセスすることは出来ません。
仕事でインターネット環境が必要ですが、これもままなりません。
しかし、このiPadmini4と現地のSIMがあれば比較的快適にインターネットを使用することが出来ます。
あと、地味に便利なのがデザリング。
イモトのwifiとか有名どころでも良いと思いますが、荷物が増えるのと、価格が高いというのがネックになって使おうとは思いません。
その点、iPadmini4と現地SIMであれば1週間2GBで2,000円くらいでしょうか
最も高くて中国のこの値段で、ベトナム・カンボジアではもっと安くなります。
安くて安定した通信ができるこの組み合わせは最高です。
あと、地味に助かるのがバッテリーが大容量ということ。
スマホと比べると大画面なiPadmini4。
当然、この大きな消費電力を満たすだけの大きなバッテリーが詰まれています。
これがどういうことかというと、画面をオフにしてデザリング(モバイルルーターみたいな使い方)をすると、余裕で1日以上、バッテリーが持ちます。
どれだけ便利なツールも電源さえなければなんの役にもたちません。
それこそ、文鎮くらいしか使い道はないのでしょうか
そんなこんなでiPhoneSEとiPad mini4の組み合わせは最高で、ホテルでは大画面でできます。
もちろんノートパソコンなどでも良いのですが歩き回ることを考えると重いので選択肢にははいりません。
実のところ、最近はMacBook Airを買おうか本気で悩んでいるのですがこれは軽さからと、今はキーボード付きケースとiPadの組み合わせで仕事をしていますが、やっぱりパソコンが欲しいと思う事も多いので、買おうか悩み中です。
番外編:サブスマホ:ZenFone Max
番外編というか予備機で持ち歩いているのがこのZenFone Maxです。
少し古い機種ですが、これの良いところは何と言っても5000mAhの大容量バッテリーという点につきます。
iPhoneSEが大体1,800mAhと言われていますので約2.5倍のバッテリー容量があります。
これが実は優れもので、このZenFone MaxからiPhoneを充電することが出来たり、もちろん通信も問題なく行えます。
また、外観というかモノ自体もモバイルバッテリーではなくスマートフォンなので空港などの手荷物制限も受けません。
あと、地味に嬉しいのがバッテリーが取り外せるということ。
これはどういうことかというと、バッテリーがへたっても新品に交換できるので長く使えるということ。
あとは背面のカバーを外せるので、この隙間にパスポートのコピーを忍ばせる事も出来ます。
いざという時の保険ではないですが、このスマホが最後の砦的な。
万が一メインのシステム(SEとiPad)の電池が切れてもこの最後の砦にSIMカードを入れ替えれば通信は問題なく出来ますし、場合によってはここから給電する事でデジカメの充電なども出来たりと手放せないツールです。
通常はあまり使うことはないのですが、荷物が行方不明になるロストバゲージや台風による飛行機の遅延。
現地で電源が使えなくて充電できなかった翌日。
海外を渡り歩いていると、意外と出会う”まさかな出来事”
こんな時でも、このZenFone Maxがあるおかげで割と安心して過ごせます。
ZenFone Maxに入れてる050plusとは
それプラス予備の予備というか、ZenFone Maxには050plusを登録しています。
この050plusといのはいわゆるip電話みたいなもので、通信環境さえあれば通話が可能です。
支払いは使った分だけ事前に登録したクレジットカードからというものですが、通信料が国際電話にならないというか、日本国内で通話するのとほぼ変わりません。
ZenFone Max-現地サーバー-日本の050plusサーバー-日本の電話番号
こんな流れというか、通話するのは日本のサーバーからの発信になるので通話料が安いです。
基本的には現地の通信会社の携帯から国際電話でかける事が多いのですが、日本と通信するときとか予備の電話として活躍しています。
確率としては低いですが、突然現地のSIMカードが使えなくなる可能性もありますし、いざという時の日本との通信手段として入れています。
これには少し使い方にコツがあって、wifi環境ではなくSIM通信をする事で通話品質が安定します。
wifi環境下だと、日本向けに作られているものなので、帯域が安定しているモードになります。
海外のひ弱なwifi環境下でも変わらず多くの帯域を使おうとするので、途切れまくって満足に通話することは出来ません。
しかしながらSIMの通信を使うモードだと省エネモードというか少ない帯域モードで電話をかける事ができるので、比較的安定しています。
また、日本の携帯と同じように日本から電話をかけてもらう時も国際電話にならず、安い通話料のまま通信できるので、相手のことなども考えて、登録しています
まとめ
ということで、今だにiPhoneSEを使い続けている理由は
・盗まれにくく強盗に会うリスクを減らすため
・バッテリーが長持ちするため
これら2点がメインとなり、海外出張・旅行な最強の組み合わせは
・iPhneSE + iPad mini4 + Zen fone MAX + 050plus
以上となります。
また、最近は少し拡張させようというかMacBookAirを狙っています。笑
ということで、少し長くなりましたが海外に行こうとされている方は参考にしてみて下さい。
ありがとうございました。