ベトナム100円詐欺師VS開発マン 無事にやり過ごす方法はこれ

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日本のみなさま!今日も元気にお仕事していますでしょうか
いつもカイブロを読んでいただき、ありがとうございます。

本日はベトナムはホーチミンにて100円詐欺師につきまとわれた時の話を。

幸い、私は無事でしたが一歩間違えばカナリ危険な状態でした。

他の被害者が出ないよう、私が体験したその一部始終を今日は紹介します。

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突然話しかけてくるフレンドリーなアラブ人

仕事を終え、ホテルから一歩出た瞬間、彼は突如として話しかけて来た

「美味しい、和食の店は知りませんか?」

スーツ姿でアラブ人っぽい一見するとビジネスマンの彼はフレンドリーに話しかけて来た。

正直、海外を転々としていると現地にて出会う外国人からこの手の質問を受けることはよくある。

例えば商談の際に聞かれれば、その夜は接待という名の食事へ出かけることとなる。

今回の場合はビジネスのつながりではないものの、いつもの感じでお店を紹介し、その場で仲良く話し込んでいた。

なぜ、和食屋さんがきになるの?

これは素朴な疑問であって、お店を紹介したついでに尋ねてみた。

すると、ここから自然な流れで理由を話す、その人。

来週から仕事で日本に行くんだ

なるほど、だから少し気が早いというか、日本に興味を持っているんだな。

妙に納得してしまった。

そこから、彼は

・日本に行くのは楽しみだ

・日本人が好きな日本食って何

・あなたが好きな日本食は何

こんな感じで、嬉しそうに日本のことを尋ねて来た。

人というのは笑顔を見れば安心するというか、まぁ私自身も特に疑うことなく

「陽気なアラブ人やな。日本をよく思ってくれて嬉しいな」

それくらいの感情しかなかった。

しかし、ここから話題が急に変わり、不穏な空気へと変わる

日本のお金見たことないんだ。1USDは日本円でいくらくらいなの?

ここで話題がお金へと移る。

そう、これこそ100円詐欺と言われる所以なのだが、当時は何も思わなかった。

私「大体、100円くらいですよ」

百円詐欺師「それって、コインですか?見せてもらえませんか?」

ことば巧みに、財布を出させようとしてくる。

ここで、不穏な空気を感じた。

というのは、中国、ベトナム、台湾、カンボジア。

主にこの辺りを転々としている筆者だがお金を見せてくれというのは、

大抵、ろくなことがない。

例えば、スリの常套手段としてお店で財布を出した際に、どれくらいお金を持っているか確認し、ターゲットを定めるとか、そんなことが一般的だからだ。

だからこそ、現地では財布は出さずに生銭というか、財布ではなくお札を直接ポケットに入れたり、大きなお金は別のポケットに入れるという対策が重要だったりする。

そんなこんなで、

「ごめんよ、今はベトナムドン(ベトナムのお金)しか持ってないんだ」

そう、やんわりと断ると

「君はホテルから出て来ただろう。待ってるから、100円玉を持って来てくれないか」

そう詰め寄って来た。

これは完全にヤバいやつ。

ホテルから出てくるところから彼は見ていたということになる。

挙句、お金を取りに行けと。

ここからは完全に遮るように断った。

「すまない、100円玉はない。君に見せることもできない。見たければWebで検索すれば見れるよ」

そう断っても彼は一歩も引かない。

百円詐欺師「じゃぁ、君のスマホで見せてくれないか」

これも結構危険な流れ。

ここでスマホを出すと、おそらく彼はそれを奪いにかかってくるだろう。

そう察した私は、

「これ以上話すことは出来ないから、諦めてくれ。これ以上お金を求めるのであればホテルの人を交えて話そうか?」

そう、フロントへ招こうとすると彼は去っていった。

一度ホテルに入り、再度街へ繰り出す

この日はスーツをオーダーしておりテーラーに行かなければならなかったのだ。

約束の時間も迫っており、ホテルから出ると道路の反対側に彼がいる。

敢えて目線は送らずに歩いていると、、、

道路を挟んだ反対側から付いてくるではないか

何事もなかったように追跡してくる。

私が立ち止まれば、道路の反対側でそのアラブ人も立ち止まる。

これはおかしい。

そして、よくよく見ると様子がおかしい

いつの間にか、そのアラブ人が二人に増えている

随分諦めが悪いというか、それだけではなく仲間を読んでいるのだ。

百円詐欺師と侮るなかれ、彼らの目的は金銭を奪うことである。

百円玉作戦が出来ないとわかると他にどんな手段を取ってくるかもわからない。

事実、断っても執拗に迫ってくるだけでなく、ホテルの外で私が出てくるのを待っていた。

そればかりか仲間も読んでいる。

こちらが大きな動きを取ると、相手が何をしてくるかもわからない。

だからこそ、気づかないふりをしてそのまま歩き続けた。

追われた時の対策は現地のお店へ入ろう

このままでは、どうしようもないので、予定通りテーラーへと入った。

中には、いつものベトナム人スタッフがいる。

外を見ると、道路の反対側に待機しつつ中を覗いている。

相手をすると良い方向には行かないので、何事もなく過ごすことにした。

お店の人とスーツの相談をしたり、採寸をしたり。

奥の試着室へ入ったり。

そんなこんな30分〜経ったころ、外を見ると、そこにはもう彼らの姿はなかった。

ベトナムでお店に入るのが安全な訳

今回はお店に入って結果的に何もなかったわけですが、お店に入るのが安全な理由は次の通りです。

・お店の前にはベトナム人がたくさんいる

・お店のベトナム人と仲良くしていると、相手は警戒する

主に、これらの理由でお店に入るのが安全です。

まず、お店の前にベトナム人がたくさんいるというのは、夜になると彼らは道端やお店の前で食事をしたり、トランプをしたり、談笑したり。

割と、街の中ではこういった光景をよく目にします。

彼らは毎日そこにいるからこそ、異変にもよく気がつきます。

いつもベトナム人の彼らがいる場所に、スーツ姿のアラブ人が二人立っており、その先の日本人を凝視している。

誰が見てもおかしな状況です。

それからお店の人と仲良く喋るというが有効な理由は、

彼らは日本人や外国人をターゲットにする理由の一つとしてお金を持っていることだけではなく、孤立している存在だということが挙げられます。

当然、すぐにベトナム人に助けを呼ばれると、彼らは困ります。

だからこそ、仲よさそうにお店の人と談笑していると、彼らは他のターゲットを探そうとします。

対策としては、言葉がわからないとしても、彼らから見て仲よさそうに見えることが大切です。

100円詐欺師を無事にやり過ごす方法まとめ

・絶対に財布は出さないこと、お金も見せないこと。

・スマホは出さないこと。

・持ってない、見せれないとハッキリ伝える。

・自分のホテルへ案内し、ベトナム人を交えて話そうとする。

・付いてこられても気づかないフリをしながら一定の距離を保つ。

・店前にベトナム人が食事をしているようなお店に入る。

・店員さんと仲よさそうに談笑する

これくらい気をつけて置けば、100円詐欺師はやり過ごせます。

というか、基本的にこれらは海外へ出張、旅行するなら最低限気をつけておきたい項目です。

絶対的に、こういった詐欺師たちの方が悪いのは間違いありません。

ただ、現地へ出向く以上は、最低限、気をつけることも大切です。

少しでも、皆様の旅の助けになれば幸いです。

彼ら百円詐欺師はプロですし、言葉巧みに言い寄ってきます。

しかし、

”海外でお金を見せてくれ”という人は、ほぼ100%怪しいと思ってください。

”海外でスマホを見せてくれ”という人も、ほぼ100%怪しいと思ってください。

これらの基本さえ覚えて置けば、だいぶリスクは減ります。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆様、よき旅を!

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