1万円以下で揃う最低限必要なデイキャンプ装備一覧、ダイソーやコーナンなど
最近、冬キャンというか寄り道途中の思いつきデイキャンプこと”よりキャン”にハマっています。
基本的に
・コーナンのコンパクトBBQコンロ(≒焚き火台)
・ライターで着火できる炭
・SOTO ST310
・キャプテンスタッグ アルミロールテーブルM3713
・オピネルカーボン♯9
・ダイソー フライパン、鍋、蓋
デイキャンプの場合は、これらのものを基本に楽しんでいます。
そして、今回スキレットを追加しシーズニングを済ませ初めて使ってみましたが、
想像以上に良い!!とにかく幅が広がるというか、普通のフライパンより美味しく感じる不思議。
そこで、開発マンによる”日頃使っている最小限パックとスキレットの良さ”をお伝えします。
目次
最低限必要なデイキャンプ装備
“よりキャン”の話でも一部ご紹介しましたが、肩の力を入れたガチガチのキャンプは苦手。
どちらかというと、素敵な景色を見つけたりした際に
ふらっと立ち寄って、現地のものを自然の中で味わう
そんなコンセプトで、思いつきで行動するのがちょうどいい。
”よりキャン”の目的は日頃の仕事や日常から離れ、ゆっくりと休息を取ること。
計画したり準備したり、大きな道具や多くの装備があると大変だし気軽には行けない。
また、旅先で突然始まる”よりキャン”においては、車に積みっぱなしというのが重要なポイント。
となると、最低限というのが絶対条件となります。
仕事柄アウトドア業界を調査したり、様々な製品を作っている開発マンが実際に使っている最低限必要なデイキャンプセットの本当のところを紹介します。
コーナンのコンパクトBBQコンロ(≒焚き火台)
前回、個別の記事を2回に渡ってご紹介しましたので詳細はコチラをご確認ください。
これの良いところは
・シンプル(本体、スタンド、脚、網のシンプル構成)
・小さい(A3サイズの100mm厚くらい)
・軽い(小指でも持てる)
・メンテが出来る(油でさっと拭くだけ)
・百均の様々な網が使える(網はスタンドの横から引っ掛けるだけの簡単構造)
・安い(コーナン1,280円、アマゾンは1,000円以下)
・焚き火ができる(炭の残りに、その辺の枝や薪を焚べるだけ)
・片付けが簡単(アルミホイルごと中身を取り出し、拭くだけ簡単)
・組み立てが簡単(本体にスタンドを装着。足を装着。アルミホイルを敷く。おしまい)
ざっくりとこのような感じです。
大人数だと5〜6人用の足が長いBBQコンロが主流だと思いますが、こちらは本体が大きく嵩張ります。
焚き火をしても高さがありすぎて雰囲気が出ない。
1〜2人だと大きすぎる。
炭がたくさん必要
こういった問題があるわけですが、コンパクトBBQコンロならその全てを解決する最適解。
折りたたみの出来る焚き火台もありますが、こちらは狭すぎたり組み立てが簡単とはいえ、やはり手間。バイクや自転車、バックパッカーには良いと思いますが車で運ぶのであれば選ぶ理由はありません。
逆に、車に乗せっぱなしということであれば、A3サイズで10cmくらいのサイズであれば殆ど邪魔にならずやっぱり楽です。
ライターで着火できる炭
こちらの写真はロゴスさんの固形燃料 エコココロゴス ミニラウンドストーブ6で1,000円弱。
また、ホームセンターに行くと似たようなライターで着火できる炭が3kgで800円程。
コーナンのものだと3kgで30個入り。
・二人で食べる場合は1度で6個程
・5人で食べた場合は10個使用
使ってみた感じだと、上記の通りでした。
二人の場合のランニングコストは一回あたり160円
5人の場合は1回あたり270円。
そもそもライターで火をつけて10分ほど待てば食べられるモードに突入するこちらの炭ですが、コストパフォーマンスも非常に優れています。
燃焼時間は1時間ほどと書いていますが、コーナンのであれば2時間くらいは肉が焼けます。
ただ、大体1時間もあれば食べ終えることが多いので、後半の1時間は炭の残り火を種火として、薪を拾って焚き火をする。
1時間〜2時間ほど焼いていると本体が柔らかくなるのでトングや枝でつつくと、ボロボロと崩れます。
一つ一つが小さくなるので、最後はアルミホイールごと外して水をかければ炭を消すのも簡単。
そのまま水を捨ててアルミホイルで焼き芋のように捻ってゴミ袋へポイ。
通常の炭と違って成形されている炭だからこそ、後片付けも簡単なのでオススメです。
・SOTO ST310
SOTOさんのST310がいいところは
・とにかくコンパクト(手のひらサイズ)
・カセットボンベが使える(コンビニにも売ってる安いもの)
・レギュレーター付きで冬でも高火力(外気温0度でもバッチリ高火力)
これら3つに集約されると思います。
車に乗せてもコンパクトですし、リュックへ入れて持ち運ぶのも簡単。
あと、構造もシンプルなので耐久性も抜群です。
一つ注意点があるとしたら、純正状態では点火スイッチが非常に押しにくい。
一応、純正オプション的なスイッチもありますが、ライターで火をつけるのが簡単でオススメです。
・キャプテンスタッグ アルミロールテーブルM3713
これもド定番ですが、やはり売れているには理由があってもとても使いやすいです。
・とにかくコンパクト
・軽い(500mlペットボトルより軽い)
・組み立てが簡単(取り付け取り外し不要。広げて脚を伸ばすだけ)
・アルミ製で熱いものも直置き可(使い捨てBBQグリルとかもこの上で使える!)
特に、ダイソーやホームセンターなどに売っているおなじみのこちらも使えるのがポイント
こちらの使い捨てコンロはライターで火をつけるだけで簡単にBBQができる優れもの。
ただ、足の高さが5cm程しかないので机は溶けたり、芝生だと燃えてしまったり。
そんなインスタントBBQコンロもキャプテンスタッグのアルミ製テーブルなら安心して使えます!
ただし、調子乗って焚き火をすると、、、茶色く変色します、、、
が、これも思い出。全然OK。
ちなみにAmazonで購入すると結構高いインスタントBBQコンロ(500円〜5、000円)ですが、オススメはダイソーです。
100円で小さなもの。300円で大きなものが購入できます。
また、ホームセンターでは500円〜1500円くらい。
ということで、やっぱりダイソーがオススメです。
オピネルカーボン♯9
120年以上販売し続けている老舗中の老舗。
フランスのメーカーですが、何と言っても
頑丈、機能的、シンプル。それでいて、切れ味抜群。
長く使い続けるためには、やはりシンプルな構造が不可欠。
高性能や高機能で良いものは沢山あります。
そういったものは部品点数が多かったり構造が複雑だったり。
部品点数が増えるほど高くなりますし、その分、不良率や故障率も上がります。
やっぱりシンプルで切れ味抜群というのがナイフとして重要なポイント。
あと、なんとなくカッコイイ。
デザインとしては古いかもしれませんが、一周回ってオシャレ。
ステンレスとカーボンスチールの2種類があるオピネルですが、やはり切れ味はカーボンスチールが抜群。
包丁などで使う砥石で砥ぐこともできるので、長く使い続けることが出来ます。
それからかの偉人、パブロ・ピカソも愛したナイフとしても有名です。
ダイソー フライパン、鍋、蓋
SOTOのST−310やコンパクトBBQコンロを使っていると、
・お湯を沸かす
・目玉焼きを焼く
・肉を焼く
など、何かと便利なのがフライパン、鍋、蓋。
ダイソーを選んでいる理由は
・安い(3つ揃えてもワンコインでお釣りがくる)
ということと、地味に鍋にはコーティングがされていて汚れが取れやすいということ。
あとは、100円で売るためには原価を突き詰める必要があり、本体の厚みが極めて薄い。
このお陰で、ダイソーのフライパン、鍋は
・とにかく軽い
・薄っぺらいから熱伝導率最高
という恩恵をもたらします。
ダイソーさんがここを考えて販売しているかは分かりませんが、結果的に手軽なデイキャンプと非常に相性がいい。それでいて500円でお釣りが来る程リーズナブル。
これはもう、買うしかない。
最低限必要な装備の合計金額
ということで、これらがあれば車に積みっぱなしにすることが出来ますし、いつでも手軽にデイキャンプを楽しむことが出来ます。
また、選んだポイントとして手軽(価格も安い)という要件も揃えているので、
紹介されている中では一番安い構成ではないでしょうか。
一応、記憶に残っている限りですが買った時の値段は次の通りです。
・コーナンのコンパクトBBQコンロ(≒焚き火台)¥1,280-
・ライターで着火できる炭 ¥800-
・SOTO ST310 ¥3,980-
・キャプテンスタッグ アルミロールテーブルM3713 ¥1,200-
・オピネルカーボン♯9 ¥1,500-
・ダイソー フライパン、鍋、蓋 ¥500-
ホームセンターの広告の品などで購入したりもしているので多少の価格の変動や、
ネットで買うとさらに安い場合も多いので多少は前後しますが、
今回のセットを揃えるのに必要な金額は9,260円となります。
雑誌やブログなどでおなじみのsnowpeakさんなどを買おうと思うと1万円では何一つかえません。
ただ、今回ご紹介したものであれば1万円でもお釣りがくるので、肩の力を抜いて軽い気持ちで試してもらえればと思います。
少し長くなりましたのでスキレットの良さは別の機会に。