日本国旗入りカンボジア500リエル札につまる感動の物語

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お金の話。人民元、日本円、USD、ベトナムドン、カンボジアリエル。

日本でいうと一万円札、五千円札、二千円札、千円札。

そこに外国の国旗が入っていることは絶対にありえません。

通過というのは自国の経済基盤というか、その国のお金です。

日本円は日本のために存在し、人民元は中国のために存在する。

そんなお金ですが、世界には日本の国旗が入ったお札を使う国があります。

それこそ、カンボジアのリエル札。

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日本国旗が入っているカンボジアのお金

先ほど書いた通り、基本的に通過は自国通貨であって、自分の国の国旗が入ったとしても外国の国旗が入るなんて、絶対にありえません。

ただ、世界的に見ても非常にレアなケースですがカンボジアリエル(リエル=カンボジアのお金)には日本国旗が入っています。

それも、カンボジア国旗と横並びで、それこそ仲よさそうな日の丸の姿があります

カンボジアを変えたツバサ橋

カンボジア、ベトナム、ラオス、中国を縦断する川こそメコン川。

そしてカンボジアにもその支流が流れています。

日本には大きな川がなければ、そこには橋が掛かっています。

川に悪いイメージは全くありません。

しかし、カンボジアに存在する川はメコン川の支流でもあり、その川幅は非常に大きい。

これがどういうことかというと、それこそ経済分断であり文化分断です。

これは大げさなことではなくて、

川があることで商流が繋がらない。

川があることで、病院に行けない。

川があることで、学校に行けない。

川があることで、仕事に行けない。

それくらい存在感が大きいのが、この地域に存在する川の影響です

中国や韓国もカンボジアに経済的投資は行なっています。

敢えて経済的といったのは、企業単位でビジネスとして進出をしているからです。

しかし、根本的に経済圏が繋がらなかったり、効率が悪いと企業も進出しません。

もともと国内に資本がない新興国にとって大切なのは外貨を獲得すること。

しかし、交通の便が悪いとこには海外企業も進出しません。

そんな問題があった川に日本が建設した橋こそ”ツバサブリッジ”です。

ツバサブリッジが変えたこと

まず、橋を作るのは大きな工事となります。

当然、現地のカンボジア人が雇われます。

これは日本のマクロ的経済投資と同じで、まずは公共の資金が投入されることで、

カンボジアでは雇用が生まれました。

大きなお金が入ることで、雇用が生まれ、その人たちの給与が生まれる。

平均給与が100USDほどのカンボジアで突如日本から120億円もの供与が行われました。

年収1200USDと考えると、それこそ83,000人の年収相当のお金です。

これが与えた影響は、現地の生活水準をあげました。

そればかりか、ツバサ橋と共に、首都プノンペンから道路が作られました。

道路と橋が与えた影響は、それまでの問題点を解決するものでした

・学校に行ける

・仕事に行ける

・投資が集まる

簡単に言えば、これら3つのことですが、これは爆発的な発展をもたらしました。

今まで投資を渋っていた外国企業が投資をするようになった。

新たな工業団地が生まれた

新たな継続的雇用が生まれた

日本政府がカンボジアでしていること

日本にいるとツバサ橋のことは話題にはなっていません。

ただ、日本政府が行なっている事業で、大きな変化が生まれています。

仕事でツバサ橋を渡るとき、毎回カンボジア人の人は嬉しそうに橋の話をしてくれます。

「ここに国旗があるでしょう」

「もうすぐ、ツバサ橋ですよ」

と、それも嬉しそうに自慢げに。

日本にいると税金の使われ方が悪いであるとか、

老人向けの公共サービスをもっと充実させて欲しいとか

色々な国民の声があります。

それこそ税金の無駄遣いであるとか。

税金が高いであるとか。

ただ、現実としてみんなが一生懸命に働き、納めている税金があるお陰で、

少なからずカンボジアでは橋が作られ、雇用が生まれ、少しずつ発展し始めています。

メディアでは報じられないツバサ橋

日本にいるころ、基本的にはニュースなどは見ていたつもり。

新聞記事やそれこそネットニュースであるとか。

しかし、不覚にもツバサ橋のことは現地で通るまで一切知らなかった。

だからこそ、この記事を読んでくださっている方には、

日本政府が作ったツバサ橋が

現地の人たちの助けとなり、

感謝されている

ということを知って欲しいです。

皆さんが納めた税金が、アジアで橋や道路に代わり、現地の生活を支えていると。

そして、現地の人たちは日本の人に”ありがとう”という想いを抱いてくれていること。

まとめ

これらの話は単なる噂話ではなく、現実の話です。

だからこそ、カンボジア政府は日本への感謝と友好の気持ちとして、

カンボジアリエルという自分たちの大切なお金に日本の国旗を印刷しています。

やっぱりカンボジアと日本は特別な存在です。

もともと農耕民族というか、国民性も日本と似ているカンボジア。

移住するならカンボジアが一番良いと真剣に思います。

ご飯も美味しいし、お米も美味しいし、平和的だし、友好的だし。

日本人にとっては本当に住みやすい国だと思います。

日本ではあまり知られていませんが、カンボジアのお金には日の丸が入っている理由としてはツバサ橋の存在があって、カンボジアと日本は特別な関係というか、そんなことを少しでも知ってもらえれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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